2009年 10月 20日
用賀プロムナード

象設計集団+計画技術研究所による道のデザイン。
象設計集団の計画の中でも有名なものだと思います。

歩道環境、道のデザインは意外のいいものがないような気がする。
自然発生的にできた良い空間(郡上八幡とか。行ったことないけどかなり良さそう)は別として、あんまりぱっと出てこない。
詳しいことは分からないけど、それだけ難しいんだと思う。

田園都市線の用賀駅から世田谷美術館を結ぶ道。

日本の道路は、道路構造法によって規定されており、産業活性のための自動車交通が最重視されてきた。
住宅街などでは、道路によりコミュニティが分断され、豊かな住環境をつくることが妨げられていると考え、住宅街の既存道路を扱いながら、新たな交通規制と、交通量や目的に応じた道路ヒエラルキーを規定するというのがコンセプトだそうだ。住民の自動車によるアクセスの利便性を損なうことなく、住環境を改善する計画。

つまり、従来とは根本的に違う歩車共存の道路をつくる、交通規則をつくるということ。そこで出てくる問題はもともとあった規則。法律です。
この計画でも行政、警察と激しく議論があったそうです。

そういった議論の中で生まれた歩車共存の道。なので車も走ってます。歩道の車道を分ける従来の道路とは全然違います。

歩道のような雰囲気の道路に車。不思議な感じです。ちょっと車が申し訳なさそうな感じに見えるのが面白かったです。車が偉そうに見えない。

もう1つのコンセプトとしては一本の道から面的に展開していく計画だそうです。
従来の道路に囲まれた住環境の1本の緑化された道が通ることで、町全体にそれが派生していくというもの。
もともとがどうだったかはわかりませんが、あの辺は緑が多くて住環境は良さそうなイメージでした。それがこの計画のおかげかはわかりませんが、住民に意識を持たせるには十分な効果があったのでは…。その辺は当時のことを全く知らない自分にはわかりませんが。

いろいろ書いたけど、実際行ってみた感想としてはとにかく楽しい空間だということ。水あり、小さな休憩所あり、かわいい橋があったり、子供の遊び場としては最適。昔の写真では子供が生き生きと水遊びをしている様子が。自分は春に行ったんで水遊びはしてませんでしたが、子供は何人か遊びに来てました。
歩いていると瓦の道に百人一首が刻まれていたりします。鬼瓦が置いてあったり、瓦が使われていることから、「いらか道」と呼ばれています。






いいですねー。また散歩しにいこ。

by gorogorori | 2009-10-20 22:30 | けんちく | Trackback | Comments(0)
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